つい先日、小学生連れのお母さんに「先生、お久しぶりです。」と声をかけられました。
実は20年ほど前の教え子だったのですが、旧姓を告げられても、今、目の前にいる落ち着いた物腰の彼女と、当時の彼女をなかなか一致させることができませんでした。私がいぶかし気にしているのを察知してか、彼女の方から言葉を継いでくれました。
「先生の塾は勉強するのが苦にならない塾でした。今母親になってみて、改めて先生の塾の良さがわかります。息子も入れたいんですけど、もう地元じゃないので、残念ですけど・・・。」 妙にくすぐったいほどうれしかったですネ。
最近では親子にわたって教えることも、珍しいことではなくなりました。『ひとりひとりをみつめる』というスローガンの下に、『できる喜び』をめざしてずいぶん長いこと頑張ってきましたが、順風満帆だったことなんてなかったですし、手法もずいぶん変わりました。それでも本質は変わりないようです。「努力はしてみるもんだよね。」黙々と勉強している生徒をみてそう思います。

